「長野県の遺跡発掘2016」 きょうから県文で

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県立歴史館は9日から、「長野県の遺跡発掘2016」を伊那市の県伊那文化会館で開く。昨年度、県内で発掘調査された遺跡の成果を出土品やパネルで紹介。13年目を迎えた今回は土偶をテーマにしたコーナーも設け、国宝の「仮面の女神」(茅野市中ッ原遺跡出土)と「縄文のビーナス」(同市棚畑遺跡出土)の複製を初出品する。8月21日まで。

13遺跡から300点に及ぶ出土品を一堂に展示。土偶は塩尻市の平出遺跡、中野市の千田遺跡などから出土したものを並べている。

「土偶の多くは壊された破片の状態で見つかる。一方で仮面の女神などほぼ完全な形で出土するものもあり、祭りの大きさなどによって形態を変えていたとみられる」と県立歴史館考古資料課の大竹憲昭課長(58)。

今回の展示では弥生から古墳時代に移り変わる時期の土器も多く、大竹課長は「時代の変わり目に、東海や北陸など地域を越えた様式の土器が県内から出土している。昔の人たちがどのような交流をしていたのか。想像しながら見てもらえれば」と話す。

開場時間は午前9時~午後5時(入館は閉館30分前まで)。休館は毎週月曜と19日、8月9日。観覧無料。

16日と30日の午前10時~午後3時は、歴史館職員が展示物を解説する(全体説明は午前10時、午後1時)。問い合わせは県伊那文化会館(電話0265・73・8822)へ。

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