上田諏訪連絡道路整備 実現へ取り組み再開

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公共事業の厳しい現状を踏まえて活動を休止していた上小・諏訪地域間高規格道路建設促進期成同盟会(会長・土屋陽一上田市長)が、諏訪地域と上田地域を結ぶ「上田諏訪連絡道路(仮称)」の整備実現に向けた取り組みを、16年ぶりに再開した。24日には、土屋会長と諏訪市の金子ゆかり市長(諏訪広域連合長)が都内を訪れ、国土交通省の池田豊人道路局長などに要望書を提出した。

期成同盟会は1994年4月に発足したが、県の公共事業が厳しさを増し、事業化の見通しが立たないため、2004年9月に活動を「休憩」した。一方、国土交通省が「新たな広域道路ネットワークに関する検討会」を設置し、国道整備に向けて動き始めたことを受けて、諏訪6市町村と上田市、東御市、小県郡青木村、長和町の10市町村で期成同盟会を再始動した。

要望書によると、岡谷市・下諏訪町から長和町、上田市に至る延長50キロを「上田諏訪連絡道路(仮称)」とし、新たな広域道路ネットワークの「特定広域道路(仮称)」に位置付けて整備することを求めた。特定広域道路は3階層の第2階層に位置し、時速60キロ以上の走行サービスを提供できる道路とされている。

道路整備が実現すると、群馬県北部と上田地域を結ぶ上信自動車道の終点付近と、諏訪地域から中京・関西圏を結ぶ中央自動車道がつながる。期成同盟会は「沿線地域の著しい経済振興と地域活性化が期待される」とし、大規模な災害発生時においても「非常に重要な役割を担う」と強調する。今後については「県と協力しながら要望活動を続けていく」(諏訪広域連合)としている。

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