2020年7月31日付

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多くの小中学校では、あすからようやく夏休み。新型コロナによる臨時休校で失われた授業時間を取り戻すため、例年より1週間ほど遅い。子どもたちには短い夏になりそうだ▼気が付けば7月も終わり。夏祭りや行事の中止・縮小が相次ぎ、長い梅雨も手伝って季節を感じる機会が減っているためか、どうも調子が狂う。どんどん日ばかりが過ぎていく感覚だ▼こんな具合だから、夏休みのレジャーは未定の家庭も多いとか。海水浴や遊園地、親戚宅の訪問など恒例の遠出もあるだろう。ところがここにきて再び感染拡大の気配。政府は観光振興キャンペーンで後押しするが、県境を前に足がすくむ▼駒ケ根青年会議所が6月から開いているウェブミーティング。駒ケ根市や周辺町村を拠点にさまざまな分野で活動する人たちが、地域の今や将来について楽しく意見を交わしている。今回のコロナ禍は価値観を一変させるとの見方でほぼ一致。地方や個人の豊かな生活が見直されるとし、金や人、モノの地域内循環を予感させる▼伊南DMO設立準備会が地元向けに行った中央アルプスモニターツアーでは、雄大な山並みに感激する”中ア初心者”が目立った。近くにあるのに知らなかった魅力を知る機会にと、「安近短」ならぬ「マイクロツーリズム」が注目される。いつもと違う夏休み。新たな価値観を意識して、観光客目線で地元の夏を楽しんでみたい。

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