鹿の個体数、3年前上回る 茅野市が調査

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暗闇にライトを当て、鹿の生息状況を確認する茅野市職員

茅野市は26日夜、ニホンジカの個体数調査「ライトセンサス」を2017年以来3年ぶりに市内で行った。約2時間で雄6頭、雌51頭の計57頭が確認され、17年調査の47頭を上回った。別荘地周辺2カ所では15頭以上の群れが見つかり、市は対策を検討する考えだ。

市農林課によると、わなを中心に捕獲する鳥獣被害対策実施隊による鹿の今年度の捕獲頭数は9月末で995頭に上り、昨年度1年間の913頭を上回っている。ただ、個体数が増えたのか、実施隊員が精力的に活動したためなのか分からない-とし、調査することにした。

ライトセンサスはライトの光に反射した動物の目を数えて個体数を把握する方法。同課職員3人が低速走行の車内や車から降りてライトで照らした。目撃情報が多く寄せられている北山のほか、湖東、豊平、泉野、玉川地区などを回った。

ライトセンサスで確認された鹿。仕掛けたわなに掛かっていた=茅野市北山

調査の結果、湖東地籍の別荘地周辺に26頭おり、うち15頭は群れだった。玉川地籍の別荘地周辺では22頭の群れが確認された。北山では職員が乗る車の前を何かが横切り、山側を見ると実施隊員が仕掛けたわなに1頭が掛かっていた。

同課の担当者は「1ルートのみの調査なので市内で個体数が増えているとは言い切れないが予想以上に多かった」とした上で、「別荘地内はわなが掛けられず、鹿が安全だと知って集まっている可能性がある。わなの設置場所を変えるなど捕獲強化を検討したい」とした。

ライトセンサスは11月にも同じルートで行い、来年2月予定の市鳥獣被害対策協議会で結果を報告する。

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