箕輪のクリーンセンター八乙女 大規模改修へ

LINEで送る
Pocket

大規模改修が行われるクリーンセンター八乙女

上伊那広域連合は、運営する不燃・粗大ごみ中間処理施設のクリーンセンター八乙女(箕輪町)の大規模改修を行うことを決めた。稼働から30年近くが経過し、老朽化が進んでいるため。基幹的設備を改良し、施設の延命化を図る。2022年度の着工に向け検討を進める。

同連合によると、一般的に設備・機器の耐用年数は20年といわれる中で、計画的に予防保全を行うことで延命化を図ってきた。しかし、19年度に行った精密機能検査では、処理能力はおおむね当初の性能を満たしているものの、ごみ質の変化などから機械能力が低下している部分もあったという。

ほとんどの機器・設備は耐用年数を超えており、今後、部品の交換程度では対応できないような主要部分の劣化や消耗が各所で見られたほか、建屋についても内装、外装とも劣化が進んでおり、さらなる延命化に向け大規模改修が必要と判断した。

主な整備箇所としては、受入供給、破砕、搬送、選別、減容、貯留・排出、集塵、脱臭、電気・計装の各機器・設備を予定。併せて外装、屋根、内装、舗装補修、側溝設置など建築、土木関係の工事も行う考え。

工期は22年度下半期から25年度上半期の3カ年を予定。処理施設が1系列のため、工事期間中は1カ月間の処理停止が4回程度必要になるとし、できるだけごみ処理に影響が出ないよう各年度の停止期間については今後検討するとしている。

一方、同センターについては「民間への委託も考えていかなければならない状況」(同連合)とし、現在、施設の運営・維持管理の現状や課題の抽出、委託方法、メーカーやコンサルへの意向・動向調査などの検討を進めているという。

同連合は今年度、具体的な整備・運営の検討や交付金の手続きを進め、21年度に延命化計画、保全計画、整備計画を策定、22年度の着工を目指す。

同センターは1991年に稼働。ごみ処理事業の効率化を図るため、17年4月に伊北環境行政組合から同連合に移管され、不燃物処理の一本化が図られた。

おすすめ情報

PAGE TOP