新和田トンネル無料化 3年前倒しで来年から

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2022年4月からの無料化が予定される新和田トンネル有料道路

県は5日、県道路公社が管理する国道142号新和田トンネル有料道路の一般道路化(無料化)について、計画より3年前倒しして2022年4月からとする予定を明らかにした。当初の想定より交通量が伸び、事業費204億円の借入金が予定より早く償還できる見通しが立ったため。

岡谷市長地と小県郡長和町和田を結ぶ約14・8キロの新和田トンネル有料道路は1978年に供用開始し、2004年に延伸。計画では1978年から2019年までの交通量を6171万台と見込んでいたが、19年までに計画を13%上回る6994万台の利用があった。

道路建設課によると、北関東と中京・京阪方面を結ぶ広域の幹線道路としても重要で、通行料金の高い大型車の利用が多いことも料金徴収期間の短縮につながった。一方で、18年の県議会2月定例会で阿部守一知事は今年夏ごろに無料化する見通しを示していたが、新型コロナウイルス感染症の影響で通行料金収入が減少したため、無料化が来年春まで遅れる見通しとなった。

料金徴収期間は25年3月29日までの計画だったが22年3月31日までに短縮し、翌4月1日午前0時から無料化する。同2日からの御柱祭の山出しに間に合う日程でもあり、阿部知事は2月5日の会見で「(同年は)善光寺の御開帳も予定されている。新型コロナウイルス感染症をなんとか収束させて、多くの人たちが行き交う県になるよう取り組んでいきたい」と述べた。

県は18日開会の県議会2月定例会に関係する議案を提出する。議決が得られれば、道路公社から国土交通省へ料金徴収期間の変更の許可を申請することにしている。

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