おいしさに自信 上野大根のたくあん漬け完成

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例年通りのおいしさに仕上がった「上野大根」。1箱20本ずつ詰める組合員

諏訪市豊田の上野地区の特産品で信州の伝統野菜に認定されている「上野大根」のたくあん漬けが仕上がった。上野大根加工組合の笠原正夫組合長(70)が「今年もしっかりと味が染み込み、例年通りのおいしさとなった」と語る自信作。23日から箱詰めの作業が始まり、上野公民館隣の加工所では組合員ら13人が1箱に20本ずつ詰めた。作業は24日まで。

上野大根は、歯応えがあり、辛味の中にほのかに感じる甘さが特徴で独特の風味が人気。県内を中心に全国から毎年多くの注文が寄せられる。今季は注文用約1万4000本を漬け込んだ。25日に注文者に発送し、一部は28日に直接引き渡す。このほかに同市豊田有賀の「ザゼンソウの里公園」で行われるザゼンソウ祭りと同市高島公園で行われる「高島城祭」での販売用に各400本用意する。

漬け込んだのは昨年11月。今冬は寒い日が多かったため、味わいが増した。笠原組合長は「冬の冷え込みが厳しい上野地区だからこそ出せる味がある」とも語る。上野大根は江戸時代に高島藩に献上されていた歴史がある。一時大きさや形にばらつきがあったが、地元の生産者やJA信州諏訪、信州大学、行政などが一体となって「種子づくり」に取り組み、本来の特徴を取り戻した。2000年に「諏訪湖姫」の名前で品種登録した。28日は奈良漬や切り干し大根などの販売も行う。

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