夢はマラソン五輪代表 上農高の山川選手

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駒澤大で競技を続ける山川拓馬(上伊那農高)。先を見据え、一層のレベルアップを誓う

陸上長距離の山川拓馬選手(上伊那農高3年)が4月から、大学駅伝の強豪・駒澤大に進学して競技を続ける。高校時代は全国レベルの大会で目立った実績を残せなかったが、将来性を高く評価された。マラソンでオリンピック出場―という大きな夢を抱き、新たなステージに挑戦する。

複数の有力大学から誘いがある中で、箱根、全日本、出雲の3大駅伝で通算最多の優勝回数を誇る名門・駒澤大を選んだ。同大学陸上部の大八木弘明監督から「本気で育てる」という言葉を掛けられ、入学を決意。2020年東京五輪マラソン代表の中村匠吾選手(富士通)らを育てた名将の下、自らの可能性を信じて競技に取り組むことにした。

高校時代は、県内トップクラスの実力がありながら佐久長聖高勢の高い壁に阻まれた。トラックでも駅伝でも2、3番手。それでも「上伊那農業に入り、心の底から陸上が楽しいと思えた」。3年時には5000メートルでインターハイ切符をつかみ、全国の舞台で決勝に進んだ。「高校3年間で大きく成長できた。精神的にも強くなれた」と実感を込める。

駒澤大には、5000メートルなど3種目で高校記録を持ち、年末の全国高校駅伝で好走した佐藤圭汰選手(京都・洛南高)も進学予定。在学生は1万メートルで日本歴代2位の記録を持つ田澤廉選手(3年)ら実力者がそろう。厳しい環境に身を置き、全ての経験を成長の糧にするつもりで「高いレベルの中で、マラソンを走る力をしっかりとつけていきたい」と山川選手。駅伝での活躍も誓い、「誰よりも速くなる、という気持ちで練習に取り組みたい」。先を見据え、じっくりと足元を固めていく。

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