裁縫の上達願い針供養 茅野高等職訓

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針供養で、祭壇に置かれた豆腐に針を刺す参加者=茅野高等職業訓練校

茅野市の茅野高等職業訓練校で6日、和裁科3教室による針供養が行われた。講師3人と生徒13人が出席。教室前に設けた祭壇に置かれた豆腐に、一人ずつ折れた針を1本ずつ刺し、使い込んだ針に感謝し、今後の裁縫の上達を願った。

針供養は2月8日に行う「事八日」の伝統行事。針仕事を休み、豆腐やこんにゃくなど柔らかいものに折れた針を刺して、その恵みに感謝し供養する。講師がいわれを紹介し「日本人は道具一つにも魂が宿ると考えた。魂の働きで豊かな生活ができる」と説明した。

参加者は一人ひとり祭壇の前に出向き、持参した針を豆腐に刺して手を合わせた。和裁科が開講した1973年から講師を務める同科代表の小林節子さん(74)=同市福沢=は「4月から訓練校の名前はなくなるが教室は変わらず続きます。これからも一生懸命、和裁の上達に向かって頑張ってほしい」と呼び掛けた。

同校は3月末で閉校することが決まっている。時計修理士養成講座、和裁科、洋裁科、英会話科、書道科については、新しい施設管理会社から会場を借りる形で継続する。

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