清水多嘉示「のびゆく」原中生徒が磨き上げ

LINEで送る
Pocket

清水多嘉示作のブロンズ像をクリーニングする原中3年生

原村出身の彫刻家、清水多嘉示(1897~1981年)の生誕120周年を記念し、20日、同村原中学校で昇降口前に設置された多嘉示のブロンズ像「のびゆく」のクリーニング作業があった。3年生約60人が参加。見慣れたブロンズ像を磨き上げ、地元出身作家の彫刻に親しんだ。

生誕120周年では、14日にPTA講演会として武蔵野美術大学の黒川弘毅教授による記念講演会が同校で開催された。これに合わせ、設置されてから40周年を迎えた「のびゆく」のブロンズクリーニングも企画された。

作業は八ケ岳美術館学芸員らの指導の下で行った。ブロンズ像周辺に足場を組み、生徒たちは「のびゆく」を間近で洗浄。洗剤をつけたブラシで全体をこすり、水で汚れを洗い流した。最後にワックスをかけて布で磨いて仕上げた。

丸岡音杏さんは「最初は表面がざらざらしていたけど、ブラシで磨いたらつるつるになった。いつもは見上げていたので分からなかったけど、像の身長が思っていたより低い」と話した。

別の女子生徒たちは「磨くことで以前よりも像に親しみが持てた」「しわや髪の毛まできちんと表現されている」などと、それぞれ刺激を受けていた。

おすすめ情報

PAGE TOP