諏訪湖の環境問題提起 サイエンスカフェ

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諏訪湖の水環境について考えた講演会

地域づくりネットワーク県協議会諏訪支部と諏訪湖創生ビジョン推進会議は20日、講演会「諏訪湖を学ぶ・サイエンスカフェ」を茅野市のゆいわーく茅野で開いた。「森・里・川・湖そして人のつながりを考えよう」をテーマに、身近な諏訪湖の問題について考えた。

講演会は、「諏訪湖の日」(10月1日)制定記念の関連イベントとして開催。県環境保全研究所水・土環境部の本間健部長と宮澤正徳主任研究員、総合地球環境学研究所の奥田昇准教授が、それぞれ講演を通して問題を提起した。

このうち奥田准教授は、琵琶湖で取り組んでいる「生物多様性が駆動する栄養循環と流域圏社会・生態システムの健全性」プロジェクトについて説明し、流域管理の在り方の一例を示した。

奥田准教授は「流域では、富栄養化や生物多様性消失などの環境問題が顕在化している」とし、「流域管理をしようとしてもなかなかうまくいかないのは、流域に暮らす人々に問題点の認識のずれがあるから」と指摘。科学的アプローチと社会文化的アプローチにより、利害の対立から相互利益に誘導する手法を示した。

講演会後は質疑応答も行い、出席者がそれぞれ諏訪湖への思い、考えなどを述べ合った。

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