権兵衛トンネル全面通行止め 復旧見通し未定

LINEで送る
Pocket

橋台の裏側の土砂が崩れ落ちた国道361号の権兵衛2号橋=20日午前11時14分

県伊那建設事務所は、国道361号権兵衛トンネル伊那側入り口近くの権兵衛2号橋で、橋崩落の恐れがあるとして、20日午前9時から、中の原交差点(南箕輪村)~神谷入口交差点(木曽町)間を全面通行止めにしている。同事務所によると、同日午前6時40分ごろ、トンネルの定期点検を行った県木曽建設事務所が橋の裏側などで土砂が崩れているのを発見。県伊那建設事務所に連絡した。

権兵衛2号橋は小沢川にかかり、トンネル伊那入り口に一番近い橋。規制は木曽町日義の国道19号と交わる交差点までの約18キロに及ぶ。県伊那建設事務所維持管理課は土砂崩落の原因として土にたまった雨水の影響を挙げ、「雨水で土が飽和状態となったことが原因とみられる」とした。午後4時現在、現状把握の調査を実施中で復旧の見通しは未定という。迂回路は塩尻市経由と飯田市経由の2ルート。

トンネル手前に設けた待機所で、同日午前11時すぎまで通行止め解除を待っていた大型トレーラーの運転手は「きょうのうちに石川まで行かないといけない。開通の見込みがなさそうなので別の道を探す」と言い、トレーラーをUターンさせた。伊那側の国道361号沿いで営業する飲食店経営者は「大事な路線なので、せめて片側だけでも通れるようにしてほしい」と話していた。

おすすめ情報

PAGE TOP